はじめに、私の祖父 岩井源松は大阪府堺市の鍛冶屋山形元次郎氏の下、鍛治修業の後、堺市の刃物問屋、左かねよしの専属職人として料理包丁、紙裁ち包丁、布裁ち包丁などを製作。
戦争で全てを失い、戦後生まれ故郷武生に移り住みこの地で鍛冶屋を初めました。
父は中学卒業後祖父の下で堺鍛治を学び、自らも越前打ち刃物の知識を学ぶ事となりました。
また、私も高校卒業後、父の元、本格的な鍛冶修行を初め、父が引退するまでの約20年間、親子で現役の伝統工芸士として一本一本魂を込めた製造を続けておりました。
私たちは、鋼付け・火造り・鍛造技術を継承する数少ない職人の一人として、刃物のみならず、その技術を応用したカトラリーや新商品の開発を行っています。
どんな料理に使うのか、手の大きさはどうなのか、持った時のバランスはどうか、常に使い手のことを想像しながら、手間暇かけて一本一本製造しています。
毎日使うものだからこそ、握った際の重心が心地よく、手になじむものを使ってほしい。それらは全て親子3代にわたり受け継いできた、いわいのこだわりです。
鍛治職人 岩井 丈
またブログにて包丁を選ぶ際の参考になればと、包丁についてを記載していますので、よろしければご参考にご覧ください。
>>包丁選びについて
| 略 歴 | 昭和 7年 (岩井源松、大阪堺の山形元次郎に師事) 昭和14年 独立 昭和23年 武生へ移転 昭和33年 (岩井孝之、父源松に師事) 【岩井刃物(鍛冶工房いわい)として】 昭和36年5月 武生市末広町にて創業 昭和45年4月 武生市柳町(元栄町)にて工場建設 昭和50年5月 武生市池の上工業団地に工場移転 昭和58年 製造卸から製造直売へ移行 平成6年3月 武生市向陽町に営業所建設 平成7年5月 池の上工場横に直売所新設 現在に至る |
| 当店 伝統工芸士 について |
伝統工芸士【岩井 孝之】 昭和33年 3月 (父 二代目 元次に師事) 昭和50年 9月 伝統的工芸品作品展にて優秀賞受賞 以来 三代目 元次を継承 平成 3年 9月 技能優良後継者として知事表彰 平成 6年 2月 伝統工芸士に認定 以来 越州貴行を名乗る 令和6年8月 引退 伝統工芸士【岩井 丈】 昭和63年 4月 (父 三代目 元次に師事) 平成 4年 高校卒業後本格的な鍛治修行 平成16年 越前打刃物協同組合 理事 に就任 平成18年 2月 経済産業大臣指定伝統的工芸品 「越前打刃物」総合部門 伝統工芸士に認定される業界最年少35歳、初の親子二代現役での伝統工芸士となる 平成18年 2月 福井県アンテナショップ『ふくい南青山291』にて個展開催 平成26年10月 福井県内7伝統工芸の職人らが、連携してブランド化を目指し、有志グループ「七人の侍」を結成。 現在 越前打刃物業界では鋼付け・火造り・鍛造技術を継承する数少ない職人の一人として、刃物のみならず、その技術を応用したカトラリーや新商品の開発に従事しています。 |




